受付時間 平日/9:00~20:00 土曜日/9:00~18:00
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大畑治療院では可視総合光線療法と鍼灸治療で身体の内部から温め症状の緩和を目指します。

 当院について 

あなたの身体冷えていませんか?

冷えは万病のもとと、昔から言われていますが、様々なストレスが多い現代社会では冷えが原因で基礎体温も下がり、色々な体調の不良が発生しています。当院では「可視総合光線療法」と「鍼灸治療」を用い、身体の内部から温め「体温36.5度」を目指す治療を行っております。

 

大畑治療院が目指すものは免疫力を高める
ヒートショックプロテイン効果です。

ヒートショックプロテインとは、様々なストレスで体内のタンパク質が損傷を受けた場合、それを修復したり、あるいは分解することをいいます。可視総合光線に含まれる赤外線がヒートショックプロテインを増加させますので、損傷を受けたタンパク質の修復、分解が促進されます。
当院ではこの作用を利用しております。
 

ヒートショックプロテインの作用

 

創傷治癒 がん患者のQOL向上

手術 感染 障害性ストレス防御

スポーツ前に加温すると乳酸の蓄積を軽減、筋肉損傷抑制

 

それぞれのメリット活かす2つの治療法。

可視総合光線療法

可視総合光線療法は治療用のカーボンを照射器の中でアーク放電させる炭素孤光灯(カーボンアーク灯)治療器です。人類に必要不可欠な日光に似た連続スペクトルの光線(可視総合光線=赤外線・可視光線・わずかな紫外線)を素肌に直接照射し、光と熱で症状の回復・改善および健康維持を計るものです。この療法は古くからあり、当院では医療機器承認番号も取得している治療器を使用しています。
 


鍼灸治療

鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所・医療機関・鍼灸大学・短期大学などで意欲的に進められています。総合的には、鍼灸治療が自律神経・内分泌系・免疫系などに作用してその結果として、中枢性および反射性の筋緊張の緩和・血液およびリンパ液循環の改善などの作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。
 


 

 

恩師より寄稿文をお寄せいただきました

 
21世紀の東洋医学
―その大いなる可能性
 
社会医療法人 畿内会 岡波総合病院
産婦人科部長 倉井信夫 医師
 

東洋医学の歴史は古く、その始まりは西暦紀元前の中国にまでさかのぼることができます。
現存する中国最古の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』が編纂されたのは「項羽と劉邦の戦い」で知られる中国の前漢時代(紀元前206年~8年)頃といわれていますから、つまり2千年以上前で、まさに気が遠くなるような大昔のことです。
 
こうして古代の中国で生まれた東洋医学は奈良時代以降に遣唐使などによって日本に伝えられました。
日本は四方を海で囲まれた島国で、アジアやヨーロッパなど陸続きに多くの国や民族が隣接する環境とは異なって、長いあいだほとんど外国との接触や交流がなかった世界でもきわめて珍しい国です。
したがって日本においては江戸時代までは、この遣唐使たちによって持ち込まれた東洋医学だけがほとんど唯一の医学・医療だったのです。
 
現在我々は西洋薬に対して「漢方薬」という呼びかたをしますが、これは江戸時代に伝わったオランダ医学を「蘭方(らんぽう)」と呼んだことに対して、従来の医学を「漢方」と呼ぶようになったことがそもそものきっかけです。
江戸時代というとこれもずいぶん昔のように感じますが、じつはいま現在、明治元年(1868年)から数えてもまだ150年ほどしか経っていません。
日本の長い歴史においては、今日のように西洋医学が医学の主流となってからでもまだ思ったほど長い時間は経過していないのです。

明治維新以降、日本は欧米先進諸国に一日も早く追いつくため、さまざまな改革を実施したことは皆さまもよくご存知のことと思います。
日本の社会制度は武士階級を頂点とする封建時代のそれから欧米のものへと切り替えられ、「フジヤマ、ゲイシャ、サムライ」の国だった日本は驚くほどの短期間で欧米諸国とほとんど変わりない近代国家に生まれ変わりました。
 
このようにさまざまな改革が推し進められるなか、明治政府は「今後は従来行われてきた東洋医学を廃止し、西洋医学のみを正規の医学と認める」という政策をとります。
これが1874年(明治7年)に政令で通達された「漢方廃止令」です。これ以降日本では「医学校においては西洋医学の教育のみを行い漢方医学を教えてはならない」「医師国家試験問題の内容はすべて西洋医学で統一する」等々の規則が定められました。
 
ちょうど明治になったと同時に、それまでは武士(武士という階級自体がなくなりましたが)であれば当然許されていた帯刀が禁じられ、また廃藩置県等が速やかに行われたのと同様に、明治政府はそれまで何百年も続いていた東洋医学を刀や幕藩と同じように簡単に廃止してしまったのです。
 
一般にこのようなあまりに急激な改革・変革は社会に大混乱を引き起こすものですが、幸いなことに明治時代の日本ではそう大きな問題にはなりませんでした。明治維新後の日本の西洋文明、科学知識の吸収力はすさまじく、やがて日本人からも北里柴三郎や野口英世といった世界的な医学者が生まれるほどとなり、西洋医学はあっというまに日本全土に普及していきました。
 
こうして廃止された東洋医学・・・具体的には漢方薬、鍼灸、按摩などは、公的な医療とは別に有志の医師(漢方医)、薬剤師、鍼灸師などによって細々と存続していました。絶滅こそしませんでしたが、彼らは江戸時代以前の伝統的な徒弟制度で弟子を教育していたため、国家戦略として展開される西洋医学の普及に比べればその絶対数は微々たるものでした。

戦後の日本社会と医療の変化
1945年(昭和20年)、長く続いた戦争が終結すると日本は軍事大国の道を改め、経済大国を目指して復興を始めます。この戦後復興期とそのあとの高度経済成長期において日本の西洋医学はかつてないめざましい発展を遂げます。
日本の医学・医療は世界有数のレベルとなり、国民の健康状態は飛躍的に向上して、ついに日本は世界一の長寿国となりました。
ただこの頃になって、思いもよらない多くの問題が生じてきたのです。
 
日本がまだ貧しかった時代の西洋医学は、結核や赤痢など感染症に対処するための治療法が主流でした。さらに外科手術で患部を切除するなど、要するに病に侵された悪い部分を排除してしまえばそれで成功したも同然という考えかただったのです。
 
ところが戦後日本人の栄養状態、衛生環境が良くなると、戦前や戦後まもなくには考えられなかったような事態が生じてきました。
たとえば糖尿病はかつて「ぜいたく病」と呼ばれ、一般庶民にはほとんど縁のない病気でしたが、多くの日本人が十分な栄養を摂取できるようになるとごく日常的に見られる病気となり、現在では日本の糖尿病患者は約300万人、糖尿病予備軍は1000万人以上と言われています。
 
高齢化が進むと整形外科を訪れる患者さんの顔触れもかなり様変わりしてきました。
もともと整形外科とは骨折や脱臼などの外傷、つまり怪我を手術で治療することを主体とする診療科でした。戦時中には負傷した兵士を治療する必要に迫られたため、整形外科学は医学のなかでももっとも進歩を遂げた分野でした。また戦後になっても高度経済成長期には、交通事故などによる負傷者を救命することにも相当な成果をあげていました。
しかし昨今の整形外科ではこのような「いまにも死にそうな怪我人」を見かけることはそう多くはありません。ほとんどの場合整形外科外来の待合室は、慢
性の腰や膝の痛みなどを訴える高齢者で占められてしまっています。
 
つまり医療の性質が戦前と戦後とでは大きく変わってしまったのです。
急病人や怪我人を助けておけばよかった時代から(もちろん現代でもこれは必要なことですが)、慢性病や成人病(現代では生活習慣病と呼ばれています)を多く診療しなければならない時代へと変化してきたのです。皆さまご存知のように、いまの日本は世界一の少子高齢化社会です。「手術をすれば一発で良くなる!」「抗生物質を注射すれば一日で治る!」といった患者さんよりも、「治るのに何年もかかる」「一生治らない病気なので、これ以上悪くしないように生涯薬を飲み続けるしかない」という患者さんのほうが圧倒的に多くなってしまっているのが現状でしょう。

このように昔とはすっかり様変わりしてしまった医療現場の事情を受け、早くも1967年(昭和42年)には当時の日本医師会武見太郎会長の働きかけによってまず4種類の漢方薬が健康保険に認められ、1976年(昭和51年)には42処方、60品目の漢方薬の保険適用が一気に拡大され、現在では約150処方、900品目前後の漢方薬が病院・医院で処方されているといいます。
 
昔から漢方薬は慢性病や老化に伴う諸症状に効果があるといわれていましたが、時代が変わるとそれまで漢方薬を前時代的・非科学的な薬として見向きもしなかった医師たち(この場合は西洋医学のみを学んだ日本のほとんどの医師です)もその効能・効果を無視することはできず、最近の調査では医師の80パーセントが漢方薬を処方している、あるいはした経験があると回答しているそうです。
 
明治時代に廃止に追い込まれ、日陰の身で細々と存続していた漢方薬はこうして再び現代の医療現場の最前線で活躍するようになったのです。
いまでは病院・医院で漢方薬を処方してもらえるほか、どこの町にも「漢方薬店」がありますし、ドラッグストアでも手軽に漢方薬を買うことができます。
明治以降にも一部には「漢方ファン」の患者さんがいましたが、現代では西洋薬の副作用などを怖れて、「できれば漢方薬で・・・」とご自分から希望される患者さんも珍しくなくなりました。

漢方薬と並ぶ、東洋医学の一方の雄が鍼(はり)、灸、按摩、指圧などです。
これらは現代の「物理療法(整形外科や整骨院で行われている牽引・電気・温熱・光線療法およびマッサージなど)」に相当する、薬物を用いない治療法ですが、漢方薬同様数千年前の古代中国に始まって以来今日まで続いてきた、歴史と伝統を誇る優れた治療技術です。
 
慢性の肩こりや腰痛に悩む現代人は多いですが、西洋医学ではレントゲン写真などで検査して骨や関節に異常がなければ、ただシップ薬を渡されるだけで終わり・・・といった話をよく聞きます。
これはべつにそのお医者さんの腕が悪いからではなく、前に述べましたように本来整形外科というのは骨折や脱臼、あるいは椎間板ヘルニアなどを手術で治すための医学なのですから、とくにこれといった原因のない痛みなどに関しては対処のしようがないということもありえるのです。
抗生物質や手術による治療を受ければ万全だった時代とは変わってきているというのは漢方薬の項でお話してきたこととまったく同じです。
 
そのため現在では鍼灸や按摩、マッサージなどが果たす役割は非常に大きくなり、実際この10数年ほどのあいだに鍼灸院、整骨院、クイックマッサージ店などの数はずいぶん増えました。
鍼灸や按摩もまた明治時代には正式な医学とは認められず、「医業類似行為」としてかろうじてその存続が認められて民間で細々と続けられてきたわけですが、急速に高齢化が進む現代社会においてその有効性があらためて見直され、21世紀の日本に見事甦ったのです。

最後に私の古くからの知人である大畑治療院 大畑吉紀院長について述べておきましょう。
 
私と大畑院長はまだ彼が鍼灸学校の学生だった頃の約20年前に縁あって知りあいました。西洋医学はもちろん東洋医学も研究・実践していた私は当時の彼に西洋・東洋両医学の理論や病気の診断法などを教え、彼もまた熱心に勉強に打ち込んでいたものです。さらに彼は私とともに鍼灸医学の本場・台湾を訪れ、私の鍼灸の師匠である台湾の鍼灸師から実地指導を受けるというようなこともしていたくらいですから、いかに若い頃から鍼灸医学に情熱を傾けていたかがおわかりになると思います。
現在でもその台湾の師匠が来日するたびに直接指導を受けるほか、有志の鍼灸師たちによる勉強会などにも積極的に参加し、日々研鑚を重ねているようです。
 
じつは鍼灸や東洋医学が見直されるようになったとは言うものの、その実情はまだまだお寒いかぎりなのです。鍼灸師や按摩師は医師や看護師と同様、国家試験に合格してはじめて得られる国家資格ですが、最近では無資格施術者による店が乱立し、ほとんど医学知識のない素人同然の「治療師」が堂々と患者さんに整体やマッサージなどを施しているケースが非常に目立ちます。
こういった自称「治療院」ではさすがに鍼灸を行うことは禁じられていますが、いずれも東洋医学と称しているため一般の人には区別することが困難です。
 
またたとえ国家資格を有している正規の鍼灸師であっても、学校を出てすぐ、ほとんど修練や経験を積まないまま開業する人も多いと聞きます。鍼灸医学の奥は深く、本当に患者を治療しようと思えば本来なら医師なみの研鑚を積む必要があるにもかかわらずです。
医師の場合でも名医・良医というのは表面的なところを見ただけではなかなかわからないものです。まして鍼灸師の場合、その技量が人によってあまりにバラバラであるがゆえに「鍼灸院に行ったが痛いばかりで全然よくならなかった」「鍼灸なんかに行ってかえって具合が悪くなった」などという患者さんの声を聞くと、私はなにか悲しい気持ちになってしまいます。
 
真の鍼灸治療は科学的かつ合理的であり、キチンとした教育を受けたうえで生涯勉強を続ける鍼灸師の手にかかればときには西洋医学を凌ぐほどの効果もありえることは、私自身これまで30年近い医師生活のなかで何度も経験してきました。
いま現在さまざまな健康上の悩みを抱える皆さまは、是非大畑院長のような優れた治療技術と高い向学心を持った鍼灸師のもとを訪れられるべきだと思います。大畑院長の今後のご活躍をお祈りして私の駄文を終わらせていただきます。 

大畑治療院外観写真

冷えからくる不妊などお気軽にご相談ください

大畑治療院では身体の不調を招く冷えに注目し、人間が本来持っている自己治癒力を元の状態にもどし、免疫力を高める治療を行っております。お気軽にお電話ください。
 
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